「元」占い師の方に出会った時の話

過去に占い師をしていた、という男性と知り合いました。

今では派遣でコールセンターの仕事をしている男性ですが、昔は占い師として人気があったそうです。

今でも占いの才能を持っているようで、私のこともどんどん当ててくるのです。

ただ会話をしているだけでも、神秘的な力が自然と発揮され、私の真実が見えたようです。

会話をしていても神秘的な表現をし、とてもロマンティックな人だと思えました。

私について、あなたは立派なお城を構えているけれども、お城の地下にはもっと高価な宝を隠している、と言われました。

加え、王様にも見つからないようにね、とウインクされてドキリ。

誰にも話していませんが、私は高額なへそくりを貯めています。

他人からは分からないように、普段は質素な生活をしていますし、旦那が働かなくなってはいけませんので内緒にしていました。

お城、宝、王様、とロマンティックな例え方が魅力的でしたね。

隠しておいて正解だよ、その内必要になる時が訪れるからね、と言われたのでそのまま秘密にしておく事にしました。

それから一ヶ月後、夫の給料がカット、それだけでなく両親が入院し医療費が必要になりました。

もしかしてこの事だったのか、と私は自分の貯蓄からお金を出し、難を逃れました。

どうして占い師を辞めたのか、と聞くと占い師は相談者の幸福な未来が見えるだけでなく、悲しい過去、辛い前世など、不幸な面も見えてしまうためだと話しました。

繊細な人ですので、見てしまうと辛くなってしまうそうです。

確かに、幸福な未来しか見えない占いはおかしく、どんな人間でも不幸な事態に陥ってしまう事はあります。

占いは幸福も不幸も見える、その話に納得できました。

占いの才能は占い師を辞めてからも、交流のために、仕事のために、と活用しているようです。

握手

オーラや守護霊が見えるなど、特に神秘的な才能を持っているようで、羨ましいです。

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